神津島旅行

実は1年前に神津島の旅行を計画し、船も宿も予約したのに、台風直撃で出航せずキャンセル。

今回は台風が来なかったものの、風が強く、前日の船は欠航。
当日もどうなるかと思いましたが、出航するとのこと。

いつもの旅行鞄ではなく荷物を減らして登山用のリュックサックにし、トレッキングシューズ、ジーンズではなくアウトドアパンツ。

竹芝桟橋を22:00出発、東海汽船の大型客船3000便さるびあ丸。
いつものように行きは二段ベッドの特2等室。

毎回、出港時の夜景はきれいです。

大島までは本当に船に乗っているのかというくらい揺れませんでしたが、その後は釣船のように揺れます。
天候の影響で、利島は着岸せずに通過。

途中の島で乗客が降りていき、空いてきた船の食堂でのんびり朝食をとり、10:00に神津島、多幸湾の三浦港に着岸。
村営バスに乗ったら、大きな荷物の若者達もいて、乗れなかった人もいました。

まずは天上山を目指します。
これがテーブルのような形をした山で、最初の登りと最後の下りがなかなか手強かった。
白島登山口入り口で降り、道を歩いて登山道入り口。

いきなり激しい山道で、四合目をすぎてちょっと平坦に。
それでも車道が通じてる6合目までで既にばてばて。
さらに登って行くと、8合目くらいから木がなくなりました。

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階段のような山道を登って山頂に着くと、不入が沢(はいらないがさわ)。難読。
クレーターになっています。

一旦山頂の登ってしまえば緩い起伏が拡がっていますが、一応最高地点というのがあって、そこからは遠くに富士山が見えました。
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リンドウが咲いていました。
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山頂にいくつかある池の一つ、不動池。
ここで昼食。
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さらに、新東京百景展望地と言う仰々しい名前のところに行くと、大島、新島、式根島が見える!
一番奥にぼんやり見えるのが大島、その手前左側にある尖った島が利島。
右側に白い崖を見せながら拡がる大きな島が新島で、一番手前に平坦に拡がるのが式根島です。
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右側には三宅島も見えました。

結構近くに見えるものですね。
船だとそれなりに時間がかかるのに。

さらに裏砂漠、表砂漠と呼ばれる場所もあります。
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天上山というか神津島、全体的に大きな岩がゴツゴツあると言うより、崩れた石や砂が多く、風化しやすい地質のよう。

黒島展望台でやっぱり富士山を見たころには風も強くなってきました。
人も少なくなりました。

千代池(せんだいいけ)、おろしゃの石塁と見て、黒島登山口入口に向けて降りようとしたら、平坦な山頂部分と違って、またものすごい急傾斜が続き、怖かった。
これ、本当に降りられるの・・・という感じ。
ほとんど崖じゃないですか・・・。
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何とか何とか車道まで降りて、バスで神津港まで行きました。
バスの運転手さんによれば、白島登山口から登って黒島登山口に降りるのではなく、黒島登山口から登って白島登山口に降りるのが定番のよう。
たしかにすれ違う人多かった・・・。
そして、白島登山口でバスに乗り込んでくる人がいました。

結局その日はこれでおしまい。
神津島は神津島観光協会で宿を選んで予約することができて、チェックインと支払も神津島港にある観光協会の窓口で行うことができます。
そこまで宿の人に迎えに来てもらって(実は歩ける距離だった)、宿で盛りだくさんの夕食をとって就寝。
疲れ切ったし、曇っていて夜の星空観察会も中止となってしまいました。
でも、宿から見た曇った中での夕陽はそれなりによかった。

さて翌日。
未明から強い風。
しかし、船は何とか竹芝桟橋を前の晩に出航していて、条件付きとなっていた神津島への着岸は、朝の時点で着岸予定に変わりました。
ただ、港は着いたときと同じ多幸湾。

神津島には東に多幸湾三浦港、西に神津島港があり、集落は神津島港に集中し、多幸湾にはほとんど何もありません。
ただし、この2つ港があるというのが重要で、風が強くなってもどちらかは風裏になることが多く、欠航が少ないのだそうです。
特に西風が強まる冬は多幸湾が多いとのこと。

多幸湾の船に乗るには、朝一番のバスで移動しなければなりません。
しかし、宿の方が港まで送ってくれるとのことで、ちょっとできた空き時間、神津港の観光協会で星空観察会の返金を受け、その帰りに神津島村郷土資料館。
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思ったより広く、生態系の話や、農具・漁具、地質の話、文化の話、映像による紹介もありました。
神津島は838年に噴火していて、その際に今の天上山が形成されたそうです。
ただ、黒曜石の話がもっとあってもよかったかも。
また、二十五日様の話も知りたかったです。

宿に戻り、車で多幸湾に。
帰りはいつものように快晴となり、港から天上山がよく見えます。
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神津島10:30発の東海汽船の大型客船2000便さるびあ丸。
船の出航ってなぜか感傷的になりますね。
岸壁の皆が手を振ってくれて、中学生か高校生の男の子が最後に「また来てねー!」と言ってくれたのが印象的でした。

島の地層には黒い層が見えます。
黒曜石ってこういう感じなのでしょうか。
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風裏とは言え、結構風も強く、白波が立っています。
式根島、新島にも着港しましたが、よくやるなという感じ。
岸壁と平行になった後、横に移動して着岸するんですよね。
そういう仕組みを持った船みたいです。
https://www.tokaikisen.co.jp/newship2020/0726-2/

帰りも利島は通過して、大島にも着港。
ここで大量の人が乗ってきました。
釣り竿、自転車を持った人が多い。
ジェット船に乗り換える人もいるようですね。

19:00に無事竹芝桟橋に到着、帰宅しました。


東京から伊豆諸島への大型船航路は2系統あり、神津島は大島、新島経路の終点、折り返しです。
行きの到着が最後で、帰りの出発は最初なので、1泊だと滞在時間は24時間あまり。
当然その間に睡眠も取るので、観光時間は短くなります。
本当は現地で2泊するくらいが良さそうです。

神津島は人口2000人程度。
これで伊豆諸島で人口が1000人越える島は全部行ったことになります。
残りの有人島は、利島、式根島、御蔵島、青ヶ島。
なかなか就航率も含め手強いところが多く、次は式根島かな。

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